いまさらながらキャッツ衣装作り裏話パート1
『キャッツ』の衣装を作るとなった時、頭の中がグルグルまわってしまいました。
劇団四季の『キャッツ』を観たりパンフを見たりして「はたしてフォンターナの団員にこのピッタリスーツみたいな恰好が出来るのだろうか?」
普段はなるべく腰周りを隠すような服を着てるオバさんばっかり
:lol: (キャットも含む)
みんなに聞いてみると「ピッタリするのはイヤ」ということで、なんとか普段着る服を組み合わせて猫らしくしようということになったんだけど・・・デザインをかんがえ始めようとしてもなかなか前に進めない(;一_一)
う〜ん、どうしよう???
と思っているところに○十年ぶりに会ったニット科卒業の友達に知恵を拝借。
やっぱりピッタリスーツだってことで布を見に行ったんだけどこれがメチャクチャ高いのよ! :-o
制作費用、一着万単位の金額になってしまう。
こりゃあヤバイってんで、探しましたとも安い生地 :-D
(ちょっと着心地が悪い)
そんなこんなで試作品は出来たんだけど、柄付けがイマイチ!
劇団四季のパンフをみていると、なんと!衣装にマジックらしき物で一本一本線を重ねて描いて猫柄を表現してるではありませんか!
え〜っ!どうしよう!(;一_一)
またまた昔の友達にヘルプ!
マジックと伸びる生地持参で教えてもらいに行きました。
(旦那さまが高校の美術の先生でした)
でも、描いててなぁ〜んかしっくりこないのよねぇ〜
(キャットに技術がないから上手くいかない)
悩みながらの帰り道、ふと眼にとまった壁の落書き・・・
「これだ!」
すぐにラッカーを買い、色付けしてみたらバッチリ! :-D
何着か作って試し塗りをして、なんとかみんなに見せられる物が出来上がりました。(自分で出来ないと人に勧められないもんね)
そんな訳で皆さんの衣装を作り始めるのが遅くなってしまい申し訳ない<m(__)m>
(長い言い訳になってしまいました・・・)
衣装部の中でもスプレーでの色づけに心配の声があったのでキャットの独断と偏見で強引に進めてしまったけれど、良かったのか・・悪かったのか・・・
―つづく―